貸しきり船で行く! 三河湾 伊勢湾 七島めぐり 案内人つき
三河湾 伊勢湾 七島めぐり ③ 9月26日
神島 八代神社 神島灯台
神 島 島内の案内をしてくださるお二人
神島は伊勢と太平洋の海域境( 伊良湖水道)にぽかんと浮かぶ島で、
島の南西に志摩半島の鳥羽、 北東に渥美半島の伊良湖、北に知多半島の師崎を臨み
人口は500にあまり古くは歌島(かじま) 亀島等とも呼ばれ 神の名が示すように神の支配する島と信じられていた後に八代龍王を祭紳して、八代神社が設けられた。
鳥羽藩の流刑地であったため島八丈ともよばれたことがあったそうです
三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台 としても有名であり、島のいたるところに小説で描写されたスポットが存在している。
神島灯台は恋人の聖地」に認定されており、多くの恋人たちが訪れているそうです。
港から細い階段の多い路地を抜けて八代神社に向かいます。途中には共同洗濯場ありました。
振り返れば青い海と漁村の風景が絵画のようでした
上ったり下ったりの細い路地
今は答志島から海底水道管が引かれているそうですがそれまでは表流水が流れるこの共同洗濯場で洗濯をしていた。
小説”潮騒”の中に近所のひとたちと足で踏みながら洗濯をする様子が書かれている。
今でも憩いの場所になっているそうです。
ちょうど主婦が3人でおしゃべりをしていました。
八代神社
海の神様 神社には古墳時代から室町時代にわたる総数百余点の神宝が秘蔵されている。各種の鏡(唐式鏡 和鏡)や陶磁器など。
毎年元旦の夜明けから行われる八代神社のゲーター祭りはグミの木で太陽をかたどった直径2mほどのアワと呼ばれる白い輪を 島中の男たちが竹で刺しあげ、落とす神事で、南北朝時代の太陽信仰とも言われている。
1977年に三重県の無形民俗文化財に指定されており、神事は様々な祭りに伝承されていることから「民俗学の宝庫」といわれているそうです。
「天に二つの日輪はなく、地に二皇あるときは世に災いを招く、もし日輪が二つあるときは神に誓って偽りの日輪は是の如く突き落とす」
邪悪をはらい無事平穏な新しい年の日の出を迎える願いをこめた戦いの祭だそうです。(資料より)
はじめてみた”あわ”でしたが案内人さんの詳しい説明を聞きよくわかりました、
太陽の形ので ” あわ ”といわれている
境内に置かれていました。
八代神社までの階段は214段 急な階段で上るのに大変でした。
ようやく着きホットひと一息
上りつかない方たちを待ちながら休憩
神殿
絵 馬
本堂前の前の建物には手書きの馬の絵馬が沢山奉納してありました。
厄年の方々が生きた馬の代わりに絵馬を奉納しているのだそうです。
神島灯台
ここから見る風景は素晴らしい
海を行きかう大型船 遠くに広がる水平線 海に囲まれた緑の島影などが
晴れていたらもっと綺麗だったでしょう。
雨にけむる灯台からの眺め
監的硝跡
戦争中に射弾を観察した建物
枯れ葉が雨にぬれて滑りやすい上ったり下ったりの道はさらに続き監的硝跡まで頑張ります。
監的硝跡につくと数人の作業員が ちょうど工事中で残念ながら中を見ることはできませんでした。
志摩半島が一望できる眺望の良い場所で「潮騒」のクライマックスシーンの舞台でも有名な場所です。
足元には大きなカタツムリや可愛いいお花が~~
監的硝跡からゆっくりと下っていくと目の前に広い海と奇妙な岩石が次々と現れれ絶景のニワの浜に出ます。
カルスト地形
石炭石が風化してできたもので奇妙な形をしている
市指定の天然記念物
ニワの浜
青い海と白い岩肌がつくる景観は素晴らしく市指定の天然記念物
小説”潮騒”で海女たちが集まって漁をしていた場所
素晴らしい港の風景が一望でき
細い路地の途中ではかわいい島の消防自動車にあいました。
次の島は答島です 港では チャーター船 ”若乃花” が待っています。
つづく 答志島へ
ありがとうございました
にほんブログ村
« 庭の花 カサブランカ マンデビラ プラキカム | トップページ | 朝霧の川辺 幻想的に~~~ »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 能登 復興応援モニターツアー 10月1日2日 2日間 3姉妹で ①(2024.10.14)
- 新潟への旅 1泊2日 8月23日 24日 3姉妹で ②(2024.09.14)
- 新潟への旅 1泊2日 8月23日 24日 3姉妹で ①(2024.09.06)
- 幼馴染み7人で豊洲へ & 銀座三越 金魚アート(2024.05.05)
これは健脚じゃないといけませんねぇ~
投稿: 四季 | 2011年11月 1日 (火) 18時07分
四季さん 今晩は!
元気なうちに日本の美しい風景を見てみたいと思います。
ツアー旅行の七島めぐりでは大正生まれのお元気な方が一緒で
びっくりしました。
若い頃から鍛えていたそうです。
投稿: えつまま | 2011年11月 1日 (火) 19時01分
神島は風光明媚な素敵な所ですね。
三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台に
なった所とは知りませんでした。
共同洗濯場も昔は皆さんの楽しみな
語らいの場でも有ったのでしょうね。
八代神社は歴史的にも貴重な神宝が
秘蔵されているのですね。
カルスト地形の石炭石の風化は珍しいですね。
素敵な旅の様子、楽しませて頂きました。
投稿: すみれ | 2011年11月 1日 (火) 22時36分
えつままさん、おはようございます♪
潮騒は良い映画でしたね。
私は高校生の頃、吉永小百合主演の映画を
見たことがあります。海女さんが主人公だったので、
どこか伊勢湾の浜が舞台だとは思っていましたが、
それがここ、神島だったとは知りませんでした。
共同洗濯場はご近所のコミュニケーションの
場所だったのでしょうね。
井戸端会議をしながら楽しそうに手を動かして
いる島の方たちの、笑い声が届きそうです。
八代神社までの階段はきつかったでしょうね。
健脚でないと上り下りできませんね。
カルストというと秋吉台を思い出しますが、
ここのカルストも綺麗ですね。
楽しい旅のアルバム、ありがとうございました。
次の 答志島も楽しみにしています。
投稿: hiro | 2011年11月 2日 (水) 08時03分
すみれさん おはようございます。
三島由紀夫さんの潮騒の舞台になった島で自然がいっぱいで
素晴らしかったです。
時折雨にあいながらの山道は滑りやすくて大変でしたが・・・・・
洗濯場は社交場だったんでしょうね。
島周りの旅はいろいろの出会いがあり、
数多くの歴史がある事など知らない事がいっぱいでした。
投稿: えつまま | 2011年11月 2日 (水) 08時17分
hiroさん おはようございます。
吉永小百合の潮騒は私も見ましたがとても衝撃的でしたね。
配役は違い5回も撮影されたそうです
神島が舞台だったのですね。
島に行ってはじめて知りました。
八代神社の階段は急でとても大変でした。
下りは灯台から海を眺めながらの素晴らしい山道ですが
上ったり下ったり 雨上がりで足元が悪くこれも大変でした。
秋吉台は素晴らしいかったですね。
神島のカルスト地形はあまり広い場所ではありませんでしたが
真っ青な海に突き出た白い岩が良く映えて綺麗でした。
つぎの答志島は悲話と史跡展望のコースです。
投稿: えつまま | 2011年11月 2日 (水) 09時34分